暖炉のある暮らしについての最もライト的な表現
「最高の機能を持つ暖炉を使う生活は
円満で最も幸せな暮らしと言える」
[フランク・ロイド・ライト]
アメリカの建築家、牧師、作家(1868年〜1959年)
代表作:帝国ホテル、落水荘(滝の上の家、カウフマン邸)
タリアセン・ウエスト、グッセンハイム美術館(ニューヨーク)
等の名建築を設計
フランク・ロイド・ライトと暖炉の関係
彼が述べているのは「一流の暖炉を設えられる才能の有る建築家が、一流の建築家と言える」という趣旨の言葉であると言われています。
ライトは暖炉の機能を重視、ストーブは炎の臨場感や豪華さ、豪快さに欠ける為に対象外でした。ライトが設計した色々な建築で、彼が暖炉にこだわった事はその作品で伺えます。
ライトの時代にも工業生産の据え置き式のストーブは有りました。
しかし、それらのストーブは「豪華で臨場感のある炎が楽しめる本物の暖炉」とは異なり、ガラスの窓越しの炎を見る「暖炉とは似て非なる紛い物」と考えたか、ライトは積極的には採用していません。その上、当時は工業生産の優秀な暖炉が有りませんでしたから、必然的にライトの暖炉の殆どは建築家の指図で現場の職人が作るタイプの現場構築型の暖炉でした。
暖炉が持つ安らぎの効果が、施主や建物の利用者にとって最も重要とライトは理解していた。
そのライトが苦労してそこまで「一流の暖炉」にこだわったのは「建築、特に生活に於ける暖炉の重要性を理解していた」からに他なりません。
上記の「暖炉と一流の建築家」の件は、快適な建物を造る責任は建築家に有ると言う自戒の言葉。
その為、上記の言葉は彼自身を含めて同業の建築家全体に対する警句としての意味が有ります。ライトの時代と異なり、現在では暖炉も非常に進歩しています。ライトが言う「一流の暖炉」は我流の評価での「一流」ではなく客観的に見て「最高の品質と機能及び品格を備えた暖炉」をコーディネートするべき責任が建築家には有り、それが出来る建築家が一流であるという意味です。
現代はライトの時代より更に「生活の潤い感」や環境、省エネ等の面から暖炉の重要性は大きい。
現在のオール電化に代表される、表面的な合理性のみを追求する風潮の時代は、全てが無味乾燥になりがちで、生活に大切な「潤い感」や「安らぎ、癒し」等に欠ける面が有るのは否めません。また、一般的なオール電化はランニングコストやエネルギーのパワー、環境の面でも課題が有ります。フレームアートはこれ等の全ての課題を解決します。
暖炉を囲む団らん、炎による安らぎや癒しの効果が家族の幸せを作ります。
慌ただしく時間が経過して、大切な事を見落とし易い時代に於いて、何が一番大切家を見極め、正しくコーディネートできる「現代のフランク・ロイド・ライト」の輩出が期待されます。
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