ESCO事業者の役割について
以前では「エスコ（Energy Service Companyの略）」は耳新しい言葉でしたが、最近は新聞等でしばしば使われるようになりました。
エネルギーの使用形態の改善と、それに伴なうランニングコストの低減で設備投資の原資を創造するに足りる技術力とコンサルタント能力を併せ持った企業体を「エスコ事業者」といいます。
この省エネルギーによるランニングコストの低減や環境改善の手法はエスコ事業者の技術によるところが大きく、従来の量産の市販製品では基本的に対応できないレベルの技術が必要になります。
その為に、エスコ事業者の業務は従来の設備（市販の機器）の撤去、その上で独自に設計・製作・設置・施工する技術が必要になります。また、設置後のメンテナンスもエスコ事業者が責任を持って行うことで始めて所期の目的に沿う効果が発揮できることになります。
以上のようなエスコ事業の経緯から、本来は大規模な業務用の現場でその力量を発揮するケースが多いのですが、当社では従来から全国各地に住宅用の床暖房を使用して頂いているユーザー様が多く居ります。
その様なユーザー様の現場にも現在の最先端の技術で設備の改善やメンテナンスを行っている関係上、エスコ事業の技術を住宅レベルにもご利用して頂くように配慮し、全ての現場に対してメーカー直接の設計、製作、施工、メンテナンスを行っております。業務用共々全国の新規住宅の現場でもご愛顧を賜りますようお願い申しあげます。